新しい美術振興施設のロゴマークデザイン(VI計画)とホームページデザイン。ロゴマークとホームページを同じデザインテーマで揃えることができました。コンセプト、ラフスケッチ段階から関係者で打ち合わせ、施設のポリシーに沿ったデザインコンセプトのもと、ストレートなロゴマークになりました。Webデザインとロゴマークデザインは分野の違う別のデザイナーやデザイン事務所が制作することが多いと思いますが、今回はロゴマークデザインとWebデザインを同じコンセプトのもと、同時に制作でき、塚本元デザインスタジオの「小さなデザイン事務所」のメリットをじゅうぶん活かせたデザインワークになりました。
ホームページのサイト構成は、システム運営上の理由から、更新頻度を抑えた運営に対応するような構成になっています。レスポンシブデザインを採用していますが、スマートフォンなどのモニターサイズまでは固定幅を維持した、折衷タイプのレスポンシブデザインとしました。
ロゴマークデザインは矩形の組み合わせで構成しています。正方形、ルート2矩形、フィボナッチ数列値などが有機的に組み合わされています。また、ロゴマークは同じロゴマークを横にスライドさせるとピッタリと重なり、連続していく構造を持っています。