絵画作品の制作依頼をいただきました。飼い猫の写真をお送りいただき、catwalkシリーズのテイストでとのご依頼でした。写真は何点も送っていただきましたが、結局写真にはないポーズにしました。
ここのところ猫がモチーフの絵を描いていましたが、私が猫を飼っていたのは子どもの頃で、飼っていたといっても、庭先にいる猫たちに餌をあげていただけともいえます。いつも庭の中で歩き回ったりしていたので、うまくやっていたと思いましす。なので私の飼い猫のイメージは、暖かい午後、庭先をウロウロしている姿です。そんな猫を気まぐれで家の中に入れると、「借りてきた猫」そのものでしっぽを股にはさんで、 閉じている玄関の隙間に鼻先をぴったりつけていかにもいごごちが悪そうにしていたのを思い出します。ということで今回の絵は、家の中にいる猫を春の庭に散歩させてみました。猫はウキウキしています。これから寒くなるので、春らしいふんわりした色調になりました。
水彩作品はお家に、部屋に、気軽に飾るのにぴったりです。壁に絵があると、部屋の中が明るくなります。飾るときのポイントは、作品の周りにはほかに何も飾ったり、並べたりしないとすっきりと、上品な雰囲気を出せます。また、写真立てのようなアクリル額は、チェストや棚に置くのにぴったりです。